まさか私が?20代も悩むほうれい線をセルフケアで薄くする!
シワやたるみなんて、まだまだ先の話!
そんな風にかまえていたのに、
気づいたらほうれい線が出現していた
という20代の人が増えているんです。
老けて見えるし、口元にファンデ―ションは溜まるし、
一刻も早く解消したいですよね。
若いのにほうれい線が目立ってしまうのは、なぜなのでしょうか?
原因をしっかり理解して対策をとれば、
エステや美容医療に頼らなくても大丈夫。
ほうれい線を薄くするためのセルフケアをご紹介します!
この記事の目次
ほうれい線の正体
ほうれい線とは、小鼻の横から口元に現れるラインのことで
医学的には「鼻唇溝」といいます。
線が入ってしまうのでシワのように思えますが、
その正体は「たるみ」です。
顔のなかで最も脂肪が厚い部分が頬。
加齢や生活習慣によって皮膚がたるんで
脂肪が下がってくるとほうれい線が出てくるんです。
老化だけが原因ではないので、普段の生活で
改善できるポイントはたくさんありますよ。
ほうれい線の原因&対策
ほうれい線に悩んでいるのはミセス世代だけではありません。
10代・20代でもほうれい線ができてしまう原因は
日常に潜んでいるので、当てはまるものがあれば
今日から意識するようにしましょう!
・老化
20歳を超えると肌を支えるコラーゲンやエラスチンの
産生量が減るといわれていますから、
20代で肌の変化を感じるのは当然ですね。
自然な老化だけでなく、紫外線ダメージや
スキンケア不足によって老化が助長されてしまいます。
中学生からメイクするのが当たり前な時代ですので、
10代でも肌への負担をかけ続けている人は多いでしょう。
いろんなメイクに挑戦するのが楽しいお年頃ですが、
シチュエーションに合った日焼け止め選びや
丁寧なクレンジングを心がけなければいけません。
・スマホの長時間使用
10~20代のほうれい線は、使用している時間が長い
スマホが大きな要因といえるでしょう。
顔を下へ向けている時間が長いと頬がたるんでくるので
男性でも目立つ人が増加中。
たるみだけでなく猫背・ストレートネック・肩こりの
原因にもなります。
血行不良で老廃物が溜まると、むくんで
更にほうれい線が目立ちやすくなりますよ。
ブルーライトも老化の原因である活性酸素を
増やすといわれているので防ぎたいですね。
スマホを使用するときは肘が下がり過ぎない位置へ持ってきて、
ブルーライトカットの保護シートを使うことをオススメします。
・睡眠不足
肌の生まれ変わりをスムーズにする成長ホルモンは
アンチエイジングに欠かせません。
成長ホルモンは睡眠中に多く分泌され、
ゴールデンタイムは22時から2時と言われてきましたが
入眠後3~4時間たった頃に分泌がさかんになるという
ことが分かってきました。
夜勤が多い人なども、4時間以上の睡眠をとれれば大丈夫です。
6~7時間熟睡できるような環境を整えたいですね。
・水分不足
肌が脱水症状を起こしていると、乾燥でたるみが目立ちます。
外からのケアだけでなく、内側からも水分を補給しましょう。
汗をかく時期でも、乾燥対策にクリームは必須。
化粧水で水分を与えたあとに油分のある乳液・クリームで
潤いをキープしてください。
肌に水分をのせるだけでは不十分なので、
のどが渇く前に水分を補給する必要があります。
利尿作用のあるものは量に気をつけ、
ノンカフェインの飲料をこまめに摂ってくださいね。
・寝るときの姿勢
うつ伏せや横向きは頬を押しつぶしてしまうので、
仰向けに寝るのが理想です。
猫背を防いだり、血液の循環がよくなったりと
メリットも多いんですよ。
仰向けで腰が痛くなるなら、
膝の下にクッションや折りたたんだバスタオルを
入れるとラクになるので試してみましょう。
・顔のゆがみ
噛みグセ・歯並び・頬杖・表情のクセなどによって
顔が非対称になったりたるみが起きたりします。
歯並びは矯正しないとどうにもなりませんが、
普段のクセならすぐに改善することができます。
食事をするときは咀嚼する数を左右同じになるようにし、
頬杖をつかないように努力しましょう。
・急激なダイエット&歯列矯正
美容のために頑張ったダイエットや歯の矯正が
たるみの原因になることもあります。
急激なダイエットはタンパク質の低下に繋がり、
表情筋の筋力の衰えやコラーゲンやエラスチンの不足を招きます。
矯正で出っ歯が治ると、前に引っ張られていた皮膚が
ゆるむので垂れてしまうことも。
また、矯正器具をつけていると口が動かしにくく
筋肉の柔軟性が低下することも原因のひとつです。
そうかと言って、歯並びの悪い状態も不正咬合で
不自然な噛みグセがついて良いことがありません。
せっかくダイエットや矯正で美しい見た目を手に入れたのなら、
セルフケアを頑張ってたるみを解消したいですね。
セルフでできるほうれい線ケア
○コスメでたるみ防止
若い世代の人はアンチエイジング用のコスメに
なかなか手が伸びないかもしれませんね。
でも、「コレってほうれい線かも」と思った時点から
たるみ対策を始めるに越したことはありません!
エイジングケアコスメは、乾燥やくすみに
働きかける成分も入っていたりするので、コスパもいいですよ。
ほうれい線ケアにオススメの成分はコチラです。
・コラーゲン
・ビタミンC
・レチノール(ビタミンA)
・セラミド
・ヒアルロン酸
コラーゲンは、エラスチンと協力し合って
肌のハリを保っています。
ビタミンCはコラーゲン生成を促す働きがあり、
抗酸化作用やメラニン色素還元といった役割もあるので
ぜひ取り入れたいですね。
レチノールは、少々刺激が強い成分であるものの
「ハリの復活といえばコレ!」というほど注目されています。
コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を作り出す
線維芽細胞の働きを活発にしてくれますよ。
ヒアルロン酸は水分を抱え込んで保湿する成分ですが、
角質層にセラミドが足りない状態だと蒸発しやすくなります。
ヒアルロン酸とセラミドが両方配合されているか、
化粧水やクリームにそれぞれ配合されているものを選び
潤った状態をキープできるようにしましょう。
○マッサージでたるみ防止
顔のマッサージは、専用のアイテムが必要だったり
力加減が難しく、かえってたるんでしまいそうで
躊躇している人も多いのではないでしょうか。
そんなときにオススメなのが「口内マッサージ」です。
顔の右側のほうれい線マッサージをしたい場合は
左手を使います。
親指を口の中に入れ、人差し指・中指を外側に当てます。
親指をクルクル動かしながら、口内からほうれい線を
マッサージしましょう。
肌のマッサージは摩擦が刺激になりがちですが、
この方法は粘膜を揉んでいくのでその心配がありません。
バスタイムや歯磨きのタイミングで、
手が清潔な状態でマッサージしてみてくださいね。
○表情筋を鍛える
顔の筋肉の衰えは、ほうれい線に直結します。
表情筋のなかでも、唇の周りを囲む「口輪筋」と
口角を上げるときに使う「大頬骨筋」は特に重要。
・舌まわし体操
口を閉じたまま、口内で舌を左右20回ずつ回します。
口の中のスペース全てを舐めるようなイメージで
おこないましょう。
・箸を使ったトレーニング
箸を水平に保つように深めに噛みます。
箸のラインよりも口角が上がるように表情を作り、
1分間キープします。
・ペットボトルトレーニング
500mlのペットボトルに100ml程度の水を入れ、
歯を使わずに唇でくわえます。
唇の力だけでペットボトルを持ち上げ、10秒間キープ。
これを3セットほど繰り返していくと、
水の量を増やしても持ち上げていられるようになるほど
口輪筋が鍛えられますよ。
○ツボ押し
メイクの上からでも出来るツボ押しは、
日中の気分転換にも取り入れたいですね。
爪が長くてツボ押しをしにくいという人は
専用のスティックや、貼るだけの刺さない鍼を
利用するのもオススメです。
・巨髎(こりょう)
黒目から真下へたどる線と、
小鼻の先から顔の外側へたどる線の交差するところです。
「笑顔のツボ」と呼ばれていて、頬のたるみを
リフトアップするのに最適。
・顴髎(けんりょう)
目尻からまっすぐ下にさがり、鼻の穴の高さの少し手前にあります。
顔の血行を良くし、むくみやたるみの解消になります。
・地倉(ちそう)
口角の両端にあるツボです。
顔のむくみを和らげ、口回りにハリを取り戻すといわれています。
まとめ
加齢の象徴であるほうれい線は、
シワではなく頬のたるみからくるものなんですね。
若い頃から積み重ねてきた紫外線ダメージや
メイク・クレンジングの負担だけでなく、
なんてことない生活習慣もほうれい線の原因になります。
習慣を見直して対策するとともに、
エイジングラインのコスメを使ったり、表情筋を鍛えたりして
ハリを取り戻しましょう。
キュッと締まった小顔は、日々の努力でつくれますよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。